今回は、Donner un coup de main
また coup です(笑)
表現4は Coup de coeur (coup de foudre) でしたね。
予告どおり、coup 再登板。
今回は main (手)との組み合わせです。
Donner un coup de main は、ちょっと手伝う、手を貸す という意味です。
ちょっと手伝いましょうか?
という時に、Voulez-vous que je vous aide? とか、Avez-vous besion d’aide?
でもいいのですが、やや重い感じです。
Voulez-vous un coup de main?
こちらのほうがスマートな感じ。
例えば、重そうな荷物と赤ちゃんを抱えた女性が階段を登っているときなど。
これを言われたら嬉しいはず!
もしくは友だちや家族なら、
Un coup de main?
だけで、「手伝おっか?」と言う意味合いになります。
ずっとガッツリ手伝うというより、ちょっと手を貸すというニュアンスが強い表現です。
似た感じのものに、Donner un coup de pouce というのがあります。
Pouce = 親指
こちらは、何かの後押しをする、力添えをするという意味で、mainより軽い感じです。
上記の階段の例ではなく、例えば友だちの告白の後押し、勇気づけるみたいなシチュエーションでしょうか。
そして、親指でポンと押すイメージから、
最後のひと押し、もしくは何かの発展や進展に陰ながら役立った、
といった意味合いに使われることもあります。
un coup de main はとてもよく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう!