今回の表現は、こ~んな焼き肉を目の前にすると
ついついそうなっちゃう、というもの。
Avoir les yeux plus gros que le ventre
もしくは gros の部分がgrands でも同じです。
les yeux =目
gros もしくは grands =大きい
le ventre =お腹、(胃)
つまり単純に、
お腹より大きい目を持つ
食欲が、実際の胃のキャパを上回ってしまっている
ということです。
写真みたいなあみやきの焼き肉はフランスではあまり見かけないので、
日本に帰国するとどうしても、avoir les yeux plus gros que le ventre になってしまう、というわけです。
たとえば、食べ放題(Buffet à volonté ) の時なんかもよくありますよね。
ちょっと食欲全開で取り過ぎちゃったナ~という時、
J’ai eu les yeux plus gros que le ventre
と、(*ノω・*)テヘ
っと笑っておきましょう。
そして、これは自分の胃袋を大きく見過ぎた、見込み過ぎた
ということですから。
転じて、
過大評価といった比喩的な意味もあります。
こういう、わかりやすい、イメージしやすい表現は、
よく、言葉遊び(jeu de mots )に使われたりします。