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パリ シャルル・ド・ゴール空港について

cdg

パリ・シャルル・ド・ゴール空港

フランスパリの郊外にある日本からの玄関口であり、ヨーロッパではロンドンヒースロー空港に次ぐ大きさの巨大国際空港です。
Roissy(ロワシー)空港とも呼ばれ、CDGと記載されます。 以降、CDG空港とします。
まずは、空港全体の見取り図が以下。
CDG空港公式のリンクを貼っても良いのですが、しょっちゅうリンク先が変わるので、画像を貼っておきましょう。

どのターミナルに到着するかは、どこの空港から来たか(EU圏か、フランス国内か、それ以外かなど)によって変わります。 東京からの直行便の場合、国際線ターミナルに到着しますが、JALやAirFranceならばターミナル2Eに到着、ANAはターミナル1到着です。
これも変わる可能性があるので、きちんと到着ターミナルはチェックしておきましょう。 ユーロ圏内でトランジットして来た場合、ターミナル3到着もありえます。 到着便の検索は以下から可能です。

CDG空港到着便の検索

ターミナル間の移動

トランジットしたりホテルに泊まったり、ホテルに行くためのシャトルバス乗り場に行ったり、もしくは空港から直接メトロやTGVに乗る場合など、様々な理由でターミナル間を移動します。
基本的にターミナル1,2,3の移動ならばCDGVALという専用メトロで移動します。CDGVALは運行時間内は4分おきに出てますので、非常に便利です。

ちなみに、TGV駅やRERの駅はターミナル2にあるので、2Eに到着した場合はそのまま下に降りるだけで、ターミナル移動は不要です。 ターミナル2は広く、その内部の移動は専用のバスも運行しています。N1 と N2 があります。(赤いラインがN1 で緑のラインがN2)

ですがまぁ、歩ける距離ですので歩けば大丈夫。
お年寄りや子供連れの場合等のために覚えておくと便利です。そして2Gにはこの専用バスでしか行けません。 制限区域内乗り換え(フランス入国しないで乗り換える)場合の専用シャトルバスの見取り図が以下。

入国

さて、フランス入国ですが、シェンゲン圏でトランジットしている場合は、その国で入国審査を受けているはずです。パスポートへのスタンプもすでに捺されていて、スルスルッと入国できるでしょう。(非常事態を除く)
東京からの便ならば、機内でcarte de debarquementという用紙が配られるので、機内に居る間にそちらにゆっくり記入しておきましょう。(降りてからだと荷物もあるし、バタバタとして落ち着いて記入できません)これは帰国の場合も同様です。眠っていて貰えなかった!!と慌てなくても大丈夫。空港にももちろん用意されています。
パスポート(ビザで入国する場合はビザ)と一緒に入国審査で提出して問題なければ荷物を取りにいきましょう。チェックが厳しい時などは、行き先(泊まり先のホテル名など)聞かれることもあります。泊まり先を証明できるような書類(Attestation d’hebergement やホテルの予約票のコピー)などを手荷物に持っておくとより安心です。

荷物受け取りとロストバゲッジ

直行便でここに辿り着いた方はまず心配要りません。自分の乗ってきた便名の書かれたターンテーブルでひたすら待ちましょう。ただ、他の人が間違えてスーツケースを持っていってしまうこともあるので、あまりのほほんとせずに、しっかりと1つ1つチェックしていましょう。
途中トランジットしてきた方は、ちょっとドキドキする場面です。荷物はきちんと自分と一緒に同じ便に乗ってきたのかどうかが分かる瞬間、つまりロストバゲッジになってないかどうかが判明する時です。
特に乗り継ぎ時間が1時間以内など少なく、自分自身も結構焦って乗り換えた、という場合は荷物は間に合っていないことがあります。乗り継ぎ時間はあまり長いとうんざりしますが、かと言って短すぎても考えものです。 待てど暮らせど自分の荷物が出てこない!という場合は近くの係員が引き上げてしまうこともあるので、早めに捕まえてそれを伝えましょう。
多くの場合、乗ってきた航空会社のカウンターに通され、荷物の控えのチケットと照らし合わせて番号などチェックされ、この後どうするかを説明されます。 だいたい、行き先に後日郵送してくれるので、そのあたりの会話があることを想定しておくと良いでしょう。 ということはもちろん、預けた時の荷物のチケットは大切に保管しておく必要があります。
ちなみに筆者はロストバゲッジの経験だけは豊富で、荷物が出てこなくても、またか…┐(´д`)┌ヤレヤレ で済ますことができるまでに成長…しました。 旅行前にパッケージングする際にすでにちょっとロストバゲッジを想定して、2,3日後に届いても良いかどうか考えていたりします。
さすがにそこまで考える必要はないかもしれませんが、到着していきなりロストバゲッジとなっても、この世のすべての不幸が押し寄せた!というようなことではなく、まぁしばしばあることなので、これもまた経験!ぐらいに捉えるのがおすすめです。
パリなので、必要なものはすべて簡単に購入できます。重要なものだけ、しっかりと手荷物に入れておきましょう。ロストバゲッジの際の郵送先住所や連絡先電話番号などはしっかりと明記しましょう。最近はロストバゲッジの動きをSMSで送ってくれたりして、より安心できるようになりました(もちろん、ロストバゲッジがないに越したことはありません!)

(おまけ)機内に忘れ物をした場合

そんな人居るんですか?と聞かれそうですが、居るんです(ここに^^;)

いえいえ、知り合いの乗務員の方に聞いたところによると、結構多いそうですよ。

筆者は2度忘れたことがあり、一度目はノートPCでした。他のことに気を取られていたのでしょう。。

その時は空港に居る間に気づいたので、航空会社のカウンターに行って伝えたら、すぐに持ってきてもらえました。

2度めはキンドル。

この時は気づいたのは自宅に到着後数日してからでした。

東京から乗ってきたのは日系航空会社の直行便だったので、すぐ見つかるだろうとその航空会社に電話。案の定すぐみつかったのですが、「本人確認のため、最後に読んでいた本はどのようなものだったか教えてください」と言われ、読んでいた本を思い出して伝えるのはちょっと恥ずかしかったです(ビジネス書だったのでまだいいかな…)

着払いで郵送してほしいとお願いしたのですが、郵送はできないと日本人の係の方にきっぱりと言われ、がっくり。空港に取りに来なければならないとのこと。理由は忘れましたが、多分郵送で紛失した場合の責任問題などからだったと思います。なくなっても良いと一筆書くので!!と伝えたのですが、全く聞き入れて貰えませんでした。

そこで1日空けてもう一度電話。今度はフランス人の係の方が出て、同じことをお願いしたら即いいですよ、と。

同じ会社でここまで対応が異なって良いのか…?と思いましたが、なんとかキンドルは戻ってきました。