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日本からフランスに荷物を送る

Sent Delivary

主に3つの郵送方法

フランスに来る時、飛行機は荷物の重量制限がありますので、長期滞在の場合は後から家族などに荷物を送ってもらう場合も多いでしょう。

日本から郵便荷物をフランスに送る場合、以下の3つが代表的な方法です。

※日本→フランス郵便の場合に限ります(郵便事情は各国により大きくことなります)
※この記事は下記郵便方法を保証するものではありません。ご参考にどうぞ。
※配達日数は目安です。気候や混雑具合によって変わります。

EMS国際スピード郵便

配達日数 3日から1週間ほど

これはネット上で追跡もでき、保険も掛けることができるので、大切な荷物を早く送りたい場合は最適な方法です。
値段は他2つに比べると高くなります。
これはフランス国内では、ラ・ポスト(フランス郵便局)の下請けであるクロノポスト(chronopost)が配達を請け負います。
ただ、上記の配達日数はあくまで目安です。またEMSだからといって丁寧に扱ってもらえるという保証はありません。

割れ物などは、郵送する側が丁寧に破損対策を行うことが一番です。

どうしても心配な場合は、DHL国際スピード宅急便、Fedexなどの民間サービスを利用するとより安心です。

SALエコノミー航空便/航空便

配達日数 2週間前後
SAL便は現在中止されています
SAL便等に関する最新情報はこちらからご確認ください。

保険を掛けることはできますが、追跡できるか否かは発送物の重さによって異なります。
荷物番号があればある程度追跡可能です。
送り主に、送付状の控えをきちんと保管しておいてもらうことが大切です。
ただし、ネット上で確認しても、反映が遅い場合もあり、追跡に失敗することもあるようですので、ご注意ください。
また、SAL便の配達日数は本当に、目安です。
早い場合と遅い場合の差が大きいので、予定より遅くなっても問題ない荷物の場合にこの郵送方法を指定しましょう。
日本国内とフランス国内での移送には船が使われるなど、時間がかかりますし、優先されない航空便=空き待ちということでもあります。

船便

配達日数 1~3ヶ月
保険を掛けることはでき、追跡は可能といわれています。
送り主に、CCではじまる13桁の番号を控えておいてもらうことが大切です。(ラベル控えなど)
ただ、基本的に配達日数は全く予測可能といっていいほど差があり、船で運ばれている期間は追跡もほとんどできない状態ではあります。
”雨風にさらされたようなボロボロの状態で到着”というのも比較的よく耳にします。
つまり、そのような状態で送られてもいいような荷物を送ってくださいということです。
値段はもちろん、一番リーズナブルです。
個人的には、船便が1ヶ月ちょっとで非常に状態のよいまま届いたこともあれば、ボロボロで原型が見られなかったことも、両方経験しています。

尚、印刷物は”印刷物扱い”で送るほうがリーズナブルです。
(EMSは印刷物扱いはありません)

フランス禁制品(送れないもの)

フランス禁制品リスト

関税について

内容物の価格が45ユーロ以上の場合、関税がかかる可能性があります。
この関税(正確には、付加価値税+輸入関税+通関手数料など)は、受取人が請求されますので、ご注意ください。必ずしもすべての郵便物に関税がかかるとは限りません。
支払う場合、内容物の価格に対して結構な額を支払うことになります。
関税の支払いを拒否した場合、荷物は日本へ戻される(もしくは破棄される)などの処置を選び、実行することになります。

国際郵便によるトラブルはいまだに多く、一環した基準があるようでないので、ここのエントリーとして挙げることを迷いましたが、当サポートのお客様からも質問が多いので、一応まとめさせていただきました。

あくまでも、参考にどうぞ。

シュマン・アッシュからのアドバイス

EMSを下請けしているクロノポストの評判はフランスではあまり良いものではありません。
重要な荷物を確実に送りたい場合は、DHLなどを利用されることを推奨します。
また情報は国際情勢等により頻繁に変わります。必ず郵便局のホームページなどで最新情報をご確認ください。